立川国際中等教育学校の、帰国枠入試のパーソナルプレゼンテーション

立川国際中等教育学校の、帰国枠入試のパーソナルプレゼンテーションについて、お伝えします。

帰国子女枠入試専門コンサルタントの齊藤です。

暁星高校の、2019年度帰国子女枠編入試験が、6月24日(月)に行われます。

・募集学年: 高1
・募集期間: 6月14日(金)~6月19日(水)
・試験内容: 国数外国語(英語かフランス語)、面接試験(日本語と英語)

暁星の9月編入試験では、例年、中学生の募集も行っています。

しかし2019年度は、高1の募集のみとなります。

暁星の授業進度は速く、中学2年間で公立中学校の3年間分の内容を終えます。

暁星高校を受験するみなさん、追い込みをがんばってくださいね。^^

さて今回は、立川国際中等教育学校の、帰国枠入試のパーソナルプレゼンテーションについて、お伝えします。

立川国際中等教育学校の帰国枠入試では、以下の試験が行われます。

・作文エッセイ(日本語、または英語 日本語の場合500字程度 45分): 600点満点
・面接試験(パーソナルプレゼンテーションを含む 20分程度): 400点満点
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合計1000点満点

立川国際では希望者に対して、得点開示を行っています。

スカイプレッスン生の得点開示結果から、立川国際の帰国枠入試の合格最低点は、600前半~700前半ぐらいと予想します。

次に面接試験についてです。

・パーソナルプレゼンテーション(5分)
・個人面接(15分)

面接試験時間は20分で、上記の2つが行われます。

立川国際の2018年度帰国枠入試の面接試験内容は、こちらです。

個人面接試験で聞かれるのは一般的な内容です。

そしてパーソナルプレゼンテーションの課題は、募集要項に記載されています。

パーソナル・プレゼンテーションでは、外国の文化についての見聞、自分が外国で体験したことや学んだことをまとめ、自分で作成した発表資料(A3判の大きさの紙1枚)を使用し5分以内で発表する。

毎年、同じ課題が与えられています。^^

作文エッセイテーマは、試験当日まで分かりません。

しかし個人面接試験で聞かれる質問は予測できますし、プレゼンも事前にバッチリ準備ができます。

つまり、作文エッセイで多少失敗してしまったとしても、面接試験で点数を稼ぐことができれば、合格を狙えるということです。

・作文エッセイで6割: 360点/600点満点
・面接試験で9割: 360点/400点満点

合格最低点が高くなったとしても、合計700点を超えていれば、十分合格できると思います。

最後に、パーソナルプレゼンテーションのコツについてです。

高く評価されるプレゼン内容は以下の2つです。

1、海外生活を通して、身に付けられたこと、学んだことを、そのままプレゼンする

2、これまでの海外経験をすべて棚卸して、それらの中でユニークな切り口で説明できそうなことを選び、しっかり学んだうえでプレゼンする

「1」か「2」のどちらかでプレゼンできれば、ユニークなプレゼンとなります。

プレゼンできる時間は5分間ちょうどです。

5分間いっぱいでプレゼンできる字数は、1800字~2000字ぐらいです。

ですから、1800字~2000字ぐらいの原稿を作成する必要があります。

プレゼン時は原稿を見ることができませんので、繰り返し練習をして、完璧に暗記しておく必要があります。

原稿の構成は、作文エッセイと似ています。

・イントロ(プレゼン前半)
・ボディ1(プレゼン前半)
・ボディ2(プレゼン後半)
・コンクルージョン(プレゼン後半)

ボディ1では、イントロで宣言した内容を、具体的な事例を挙げて証明すると良いです。

面接官の先生方の関心を集めるためには、ボディ2の内容を工夫する、つまりヒネリを加える必要があります。^^

コンクルージョンでは、イントロで宣言した内容を繰り返し、さらにその宣言した内容を、立川国際入学後も活かしたい旨を述べると良いです。

ちなみに、プレゼンで使用する資料は合否に関係しません。

しかし、見やすくて分かりやすい資料があると、プレゼンをスムーズに行うことができるので、バッチリな資料を作成しておくと良いですよ。

立川国際の帰国枠入試を受験するみなさん、作文エッセイの準備はもちろんですが、パーソナルプレゼンテーションの準備もバッチリ行ってくださいね。^^

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